
プロフェッショナル人材活用
による中小企業の
課題解決支援事業
中小企業
仙台市では、自社の経営資源だけでは経営課題の解決が難しい市内中小企業に対して、課題解決のノウハウやスキルを持つ外部のプロフェッショナル人材をマッチングし、一定期間、プロ人材とともに課題解決の支援を行う「プロフェッショナル人材活用による中小企業の課題解決支援事業」を実施しています。
中小企業の経営支援を行うにあたり、
本事業の事務局として
株式会社サーキュレーションが選定されています。
サーキュレーション社で保有する多彩な
プロ人材を活用し、中小企業の経営支援を行い、
中小企業の成長促進を目指します。
株式会社サーキュレーションが保持する28,000名を超える
プロ人材が経営支援を行います。詳細は、応募要領を参照ください。
各分野における様々な経営課題に対して、豊富な知見や経験を持つプロ人材を、支援企業の抱える経営課題に合わせて、28,000名超の人材の中から適切にマッチングします。
プロ人材とのマッチングや課題解決の取り組みにおける実働中の手数料・交通費等を仙台市が負担します(上限150万円)。
課題解決には、プロ人材だけでなく、事務局もプロジェクトチームのメンバーとして一緒に伴走支援を行い、プロ人材からの支援が終了しても効果が継続できるよう、ノウハウの移管や、経営改善を支援します。
事業規模が拡大し店舗数や売り上げが増加する中、会計や労務管理等のバックオフィス業務がDX化できておらず、非効率なまま少人数で担う状況が課題。店舗の売上や勤怠管理も、店長が帳票ごとに手入力しており、増大する事務作業が本来業務を圧迫していました。リアルタイムで損益状況確認したいという経営陣の要望にも対応できていませんでした。
現在、実際の運用へ向けた最終的な段階に入っており、バックオフィス作業の自動化、店舗ごとの事務作業の軽減、経営陣のリアルタイムでの損益管理により、全体的な事務作業工数が50%以上削減される見込みです。
システムが連携すればどうなるか、という未来図を分かりやすく見せていただいたことで勇気が出ました。アナログ作業はすでに限界が来ており、やるしかない中で、DX化による業務改善に実績のある小田川さんに出会えたことは私たちにとってこの上ない幸運でした。
事業の多角化を推進する中で、中核となる人事責任者が不在であることが最大の課題。ショップスタッフの採用も思うように進んでいませんでした。さらに今後の採用拡大に向けて、採用ノウハウの内製化を目指していました。
新規契約した採用エージェントを通して優秀な人事責任者を採用することができました。採用ピッチ資料、Googleビジネスなど新たなツールの活用も軌道に乗り、採用広報のポイントは社内で引き継げる資料にまとめており、内製化のめどが立ったといえます。
これまで社内になかった発想をもたらし、採用に対する思考を変えてくれた。実際の成果も上がり感謝しています。
短期間で売り上げを急激に伸ばし、従業員数も増加。事業規模の急成長に内部体制の構築が追い付いていませんでした。組織整備や人事制度の構築など、社内体制全般に未熟な状態でした。
思い描く会社像を一致させ以下のVision、Valueを策定することができました。
【Vision】革新的なサービスで、心身の健康が日常となる世界をデザインする
【Value】約束を守り信頼を築く。最高の価値を届けるために挑戦する。関わる人すべてを尊重し敬意をもって行動する。
幹部陣の思いが一つになり、ビジョンとバリューの策定を目的に自発的に合宿を実施。白熱の議論を重ね、「挑戦を続けよう」という意志を文章に反映させました。今後のすべてのアクションの指針となるMVVを自分たちで策定できたことは大きな成果となりました。
同社は東北大学と共同で目のセルフチェック装置「MEOCHECK つきいちし〜や」を開発。視野を含む眼の健康状態を、自分で簡単にチェックできるもので、緑内障の早期発見への貢献が期待されますが、販路開拓に苦戦していました。医療機器ではなく一般向けの民生機器でこれまで類例のない製品のため、どのように広報すればいいか分からない状況でした。
中島プロの人脈を生かし、複数の調剤薬局チェーンと直接の商談が実現。「Wellness Tokyo2024」「健康博覧会 2025」といった大規模展示会にも出展しました。またメディア向けセミナー開催、眼科・薬局業界の専門情報誌等への記事体広告掲載の道筋もつき、今後論文内容の公開時期に合わせてメディア戦略を打っていく予定です。
今回の支援は大変満足度が高かったです。中島プロが業界事情や緑内障について詳しく、コネクションや人脈が豊富なこと、メディア戦略を中心にいくつもの提案をしてくださったことが良かったと考えています。中島プロのアイデアや発想は、社員だけで話していても出てこない種類のもの。刺激されました。「そんなことができるのか!」と驚くことも多かったです。
長年、東北圏内でBtoB事業を行っていましたが、約15年前からオンライン販売を開始しBtoCにも販路を拡大してました。さらに越境 EC事業への挑戦を考えているものの、ノウハウがなくどう始めていいか分かりませんでした。
希望したモール内で、出店国を決めて出店を実現。ニーズに合わせてサイトを最適化していくことで、売上アップを目指します。並行してランディングページ制作や、その他の国の市場調査も実施しており、今後新たな国およびECモールへの進出の可能性も広がりました。
これまで、越境ECを手掛けるいくつもの業者に相談しましたが、なかなかしっくりくる回答がいただけませんでした。「製造工場向け機材の販売をする前例がないから分からない」と言われることが多かった。国内ではできても、海外でのECのハードルはあまりにも高かったです。しかし辻さんは、市場調査を行いデータを分かりやすく資料にまとめて提示してくれた。そのおかげで私たちは、どの国にどのような商品を販売するか、社内で話し合って決められることができました。本当に感謝しています。
仙台市内に本社を置く中小企業者・及び中堅企業者
1次募集:
2次募集:
プロフェッショナル人材活用による中小企業の課題解決支援事業 事務局株式会社サーキュレーション
竹内
メール:tohoku@circu.co.jp
住所:〒980-0803 宮城県仙台市
青葉区国分町1‐4‐9 enspace
電話:022-302-3118
※問い合わせの際は「仙台市の課題解決支援事業の件」とお伝えください。